original
森の中を駆ける鹿と植物模様が
グラスをぐるりと囲むように細かく彫られています
狩猟や森をモチーフにしたグラスは
ドイツやボヘミアなど中欧で古くから作られてきたものです
こちらは19世紀末〜20世紀初頭頃のものと思われます
透明なガラスに白く浮かび上がる細かな彫りが美しく
光の入り方によって景色の見え方が変わります
口元に小さな欠けがあったため
金継ぎを施していただきました
修復をお願いしているのは
いつも黄魚でお願いしている輪島の蒔絵師さん
国宝や文化財の修復も手掛けている凄腕の方の金継ぎです
本漆と本金を使った昔ながらの方法で修復されています
古いヨーロッパのグラスに
日本の漆と金で小さな景色が加わ割って
豪華になりました
少し重みもあるので、少し偉くなった気分がします◎
直径 / 8.7cm
高さ / 9.1cm