original
フランスを代表する陶器窯のひとつ
クレイユ・エ・モントロー(Creil et Montereau)で
1900年前後に作られた古いものです
美しい薄紫色の装飾に
中央には狩猟に出かけた男性たちの姿が描かれています
お皿の上には
「L'OUVERTURE DE LA CHASSE(狩猟の解禁日)」
というタイトルが書かれていて
そして下には「ああ、しまった! 銃を持ってくる係を忘れた!」
というユーモラスな台詞が添えられています
狩猟に出かけたのに肝心の準備を忘れてしまったという
なんともおかしな場面です
こうした絵皿はフランスで「アシェット・パルラント」と呼ばれて親しまれていて、19世紀から20世紀初頭にかけて作られていました
当時の暮らしや風俗
ちょっとした笑い話を食卓に持ち込んだ
眺めても楽しい食器です
フチには狩猟にまつわる道具や鳥
動物たちが薄紫色で細かく描かれています
そしてもうひとつの魅力が
フチに施された大きな金継ぎが豪華です
欠けてしまった部分を金色で丁寧に繕ったことで
薄紫色の繊細な絵柄に華やかさが加わりました
少し波打つような縁の形と
そこに沿って入った金継ぎの曲線も美しく
古いものと新しい手仕事が一緒になったお皿です
焼き菓子や小さなケーキをのせたり
飾り皿として楽しむのもオススメです
経年による貫入や擦れ、色の変化が見られます
縁に金継ぎによる補修があります
直径 / 20cm
高さ / 1.8cm